自己に外在するリアルなものを脱構築せよ!

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アルである社会の虚構性については、「リアルな社会とは?」でのコメントで説明しましたが、この点を理解されている方が極めて少ない。

疎外論が欠落しているなんて大弾幕を張るから、自分で自分の首を絞める結果になる。確かに自己がうまく環境社会に馴染めないで、疎外感を抱かれる人が少なくないことは判るのですが、それは端的に外在するリアルなものの虚構性を脱構築できていないからである。
 
識システムを構成する諸要素は「思考」ということになりましょうか。ここで自明性の脱構築に必要とされる概念は、やはりシステムは「閉鎖的」なオートポイエティックシステムであるといこと。システムが閉鎖的にオペレーションされるということは、外部環境によってシステム(意識システム)が規定されるということではない!自己と対峙する社会が自己にとって疎外的であるというテーゼは、社会が疎外的であるのではなくて意識システムによって疎外的だと構成されたものに過ぎない。
 
するに気持ちの持ちようか、と嘲笑された方は哲学的あるいは理論的思考のセンスをお持ちではなく、このブログは全く有意味に作用しないであろうから即刻立ち去られることをお勧めします。理論的な思考構築とは、どうでも良いような些細な事柄を重箱の隅を突っつくように考え抜くことであり、リアルという化け物を脱構築したい方には、こういった馬鹿馬鹿しい思考作法が要求されるという事は云うまでもない。
 
度言及します。生きることが困難な者、不可視な社会というものに圧倒され不安で仕様がない者は、システムは閉鎖的に自己を再生産するという点を、自分なりに思索しなさい。それは悶絶の選択かもや知れないが、システムの閉鎖性という概念は、「てーげー」という思考に到達する門戸なのであるから。


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