2005-03-01から1ヶ月間の記事一覧

第四回『近代の観察』読書会

読書会、第四回目です。初学者のための社会システム理論に関する文献を一つ挙げておきます。『社会システム論と法の歴史と現在』河上倫逸編、未来社。日本で開かれたルーマン・シンポジウムを本にしたものです。ルーマンと諸学者先生との対談は、肩肘張らず…

『近代の観察』読書会について

一応、解釈を既にまとめてはいるのですが、現在、脳の調子が芳しくなく読書会続きを文章化するのは、もう少しまってくださいね。匿名の社会学徒さまへ。

怒リズム

あらゆる事象に論理的手続きで執拗に怒り続け、それでも、とほほな奴には勢い的には刺しても、刺されてもよいという気概と作法は決して忘れない。弱者と云う者の弱者性を暴露し、弱者と云われるならば憎らしいぐらい無頼を徹す。己が弱者であると涙する者あ…

眠れず

一週間以上ほとんど眠れていない。精神、体力の衰弱激しい。再び入院することになる。薬の乱用のため視力も著しく低下。意識の錯乱を伴いつつ、片目で文字の認識にピントを合わせながら読んでいる。これしかできないのだから。 人気ランキングへの推薦クリッ…

第三回『近代の観察』読書会

前回、前々回の読書会を再読してみると、あやまった理解を招く恐れがある説明を見受けられました。ですが私の解釈は読者の方の解釈によって再構成されるべきものなので、修正はしません。その辺りはてーげーで。実は私は近代の観察にはそれほど知的関心を抱…

花明かり

▼最初に現在のランキングを確認するなら 人気blogランキング 一年、なんとか生き抜いた。昨年のこの時期も同じようなことを云っていたような気がする。 新年を向かえ、生活に関して変化したことが一つある。私はあの不穏な薬を止めた。止めたと云っては嘘に…

ジャック・デリダ

我々には真なるものを求めてしまう性癖があるようだ。知性を具えた偉大な哲学者達も、その例に当てはまる。プラトン、アリストテレスからヘーゲルに到る哲学史の系譜は、虚しい真理探しの営みだったと云える。 デリダは同一性への憧憬が齎す頽廃を言語学的な…

デリダとてーげー革命

▼最初に現在のランキングを確認するなら 人気blogランキングデリダが死去したことを知りました。有能かつ先鋭的な哲学者の死によって、ポスト構造主義は終焉を迎えるのだろうか。折りしも、私は「思想家たちの亡霊」という不気味なタイトルで、まず最初にデ…

祖父母の思い出

▼最初に現在のランキングを確認するなら 人気blogランキング 祖父は学者気質な方であった。幼い私を居間に呼んでは、いつ終わるのか判らない説法を聞かされたことを幽かに記憶している。幼い私にはその内容を理解する能力はなかったが、頭の回転が速い人だと…

第二回『近代の観察』読書会

▼最初に現在のランキングを確認するなら 人気blogランキング取り留めもなく第二回に突入します。けれどこの蟻の歩行のような地道な作業は「誰かのため」だとか考えていてはできませんね。自己犠牲には限界がある。論理分解しながら、ゆっくりと読み進めてい…