システムじゃないシステム手帳の贅沢な使用法

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DSC00032.JPGさんの多くもシステム手帳を利用なさっている方がいらっしゃると存じます。私もシステム手帳を使用しているのか、していないのか、何と表現したらいいのか判りませんが、かなり贅沢な使い方をしているかと、はい。

 
ステム手帳、便利ですね。金さえ出せば、革のなめしが美しくメモや名刺が入るポケットもいくつも付いていて、お財布として機能するほどです。

すが実のところ、私はシステム手帳が嫌いなのでございます。何が嫌いかというと、あの金具のバインダーが嫌いでありまして、私にとって手帳というのは衣服のポケットに入る大きさで、いつでも即座に取り出せるものでなければならない。そうするとバインダーのついたシステム手帳はジーパンのポケットなんかに入れておくと、金具が邪魔して大変、居心地が悪い。・いよく孫を下ろしたりすると、金具がひん曲がったりして、どうしようもなく神経を逆撫でしてくれることもありました。それから筆記時にリフィルに手を添えるとあの輪っかが手に当たり、非常に書きにくい。また物を粗雑に扱う私には、六つの輪ッカで束ねられただけのメモは往々に破れ散逸してしまう。怠惰な私はリフィルを一々分類わけするのが面倒というか、造ったいしない行為でありまして、情報は時系列にメモし、後から検索してみて見つからないものは、大して重要ではないものなのだと見切りをつけることにしています。実際、知らず知らずに忘れてはならない事柄は、何度もメモっているので容易に見つけることができるのですね。

らば、普通の手帳を使えばよいとお思いかも知れませんが、普通の手帳はシンプルなのはいいのですが、システム手帳のように様々な多きさのポケットが無く不便で、また概観も私の美的センスをくすぐるような凝ったつくりのものが少ないのです。私の理想の手帳は、普通の手帳のようにシンプルで且つシステム手帳のように機能的でありアートな概観を持つものなのであります。

え抜いた私が思い至った結果は、システム手帳を普通の手帳に生まれ変わらせるといいましょうか、いいえ、ぶっ壊すと云ったほうが全く正しいでしょう。つまり、あの、憎たらしい金具のバインダーをぶっ壊して手帳から取り外すのです。高価なシステム手帳をわざわざシステムでなくするのには、少なからず勇気を必要と致しますが、それでも再生不能に徹底的にぶっ壊す。

うすると名刺やカード、ちょっとしたメモ類なんか入れておけるポケットがついた世界で一品のシステムでないシステム手帳ができあがる。この手帳に6.5〓の族罫のメモ用リフィルをつっこんで使用するのです。手帳に飽きたら、私自らがシステムじゃないシステム手帳に昇華させてあげた別の手帳に、メモ用リフィルを差し替える。そうすれば気持ち新たに書くことが楽しくなるのでございます。どうでしょうか?どうしようもなく、お馬鹿な所作と一笑に附せられるものでありますが、それでも何かシステム手帳に、ご不満を感じられているあなた、こんな使用法いかがでしょうか?

れからご質問にお答えしておくと、私は同時並行してメモ帳、手帳、ノートを何の分類もなしに使っています。飽きっぽい私には思いついた時に、好みのノートに筆記する手法が合っているようです。また学びたいことに前もってコストをかけると、貧乏たらしい私は不可避的に「元は取らなければ」という気持ちになるため、勉強の能率も上がっているのかどうなのか判りませんが、ともかくも学ぶ気持ちにはなるので、ケチらず大いにデカイ字で数種類のノートを利用しております。情報処理に関してですが、自分の書いたものを、ほとんど読み返すことのない私には分類する必要はなく、情報の検索はもっぱら脳ミソのキャパに任しております。大概、重要なことは書く作業を通じて記憶しているか、どのノートや手帳のどこら辺に書いてあるか覚えているもので、それ以外の情報は、今は必要ないものとして、てーげーにしております。

に触れる作業は、楽しくて仕方がないみたく吹聴した書物がたくさん出回っておりますが、私に関してはそれは知の一面でしかなく、その作業はひどく苦しく辛い、精神を多弱させるものであり、私を含めたそんなお方には知的作業をなるべく心地よいものとする勉強法の確立が必要ではないでしょうか。けれどもその試みは確立といった最終地点なんても存在しない、儚く虚しいものなのでございますが。

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