自分の強みと弱み

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 あああくんの書いた
>でもなー、システム論を基盤にするてーげー論でありながら、学問的ディシプリンからは逸脱し、議論レベルのレスをネット上で期待するなんてお笑いに近いな。システム論について内在的に、自分君を批判できる人間なんてまーいないんだろうから。外在的な批判には「学者目指してない」し、個人の趣味って言えばいいし。こうなると事実上、自分君には反論不可能だね。

 こういう批判を書かれると嬉しいですね。それは自分を批判できる人間なんていないという点ではなく、その理由つまり、

>外在的な批判には「学者目指してない」し、個人の趣味って言えばいいし。こうなると事実上、自分君には反論不可能

 

 私は赤っ恥することも厭うことなく、自身をさらけ出している印象をお持ちの方がいらっしゃると思いますが、他者を批判する場合、かなり赤っ恥ることを回避しようと努めています。詳しくは、http://jibun.seesaa.net/article/2181338.html#more 「批判という作法」

 論争に負けないには、能力も必要ですが、それよりもテクニカルな問題のウェートが大きいのです。逃げ道を常に確保しておいたり、自己の知的領域から逸脱しない、コミュニケーションシステムの創発は、自分の土俵という強みに担保され選択された要素の関係づけから構成され、そこからの逸脱を決してしません。無頼ぶっているようですが、システム論はダメなんだみたいな、安易な断定はしません。まだたくさんありますが、自分の弱みを全てさらけ出すことは止めときます。

 あああくんの引用以外は的をはずしているので、如何様にも反論することができ、どうでもいいものですが。6、7年、ネットで論争を続けてきて、すこぶる単純なことなのですが、この種のことを書いた方は初めてではと思います。

 あああくんの指摘が自分の強みでもあり、決定的な弱みにもなるのですね。私が自身を批判するとすれば、この点を徹底的について論を展開します。論理性と的確なレトリックを駆使すれば、かなりダメージを自分に与えうる可能性がある。あああくんは、ふと触れたのみで、ステレオタイプの自分はダメなんだ論で打撃しようとしている。この類の批判というか非難でもいいでしょうが、既に免疫ができあがっているので、あっそと一瞥するだけです。

 かりに私がシステム理論を自分の武器として議論しているならば、その筋(専門家)の方々には到底、太刀打ちできないでしょう。ですから、ルーマン的に語っているよう見えても、ルーマンという権威を振りかざしている無頼漢のような真似はしません。そうすることで喰らえば大きなダメージを受ける批判をそうとう忌避することに集中しています。

 なぜ自分の弱みを書くかというと、決定的な打撃となり得るものを既にここで明かしておく事で、二番煎じに便乗するものを排除するためです。ここでも、論争に負けないための、逃げ道を構築しているわけです。

参照記事:http://jibun.seesaa.net/article/6248646.html#more

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