コミュニケーションシステムを創発せよ! リアルな社会に圧倒される者へ

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 僕たちは盲目なんだ。世界の情報が、あらゆるメディアから入っくることで、世界を俯瞰して、真理に浸っているホワイトブラザフッドの仲間入りをしてしまいそうになるけど、世界俯瞰という外的観察は、世界内存在である僕たちができるはずがない。当然、ホワイトブラザフッドの云う真理はまゆつばものということになる。

 

 けれど真理を求めることがいけないということではないんだ。僕達の中にも真理ならぬ真理に頼って生きていくことに、いごこちの良さを感じる人たちはたくさんいるはずだから。けれど、また一方で、真理ならぬ真理のリアルさに圧倒され、打ちのめされ、身動きができない人達もいる。

 リアルなんて必要ない。リアルは必要である。僕達はどちらを選択することもできる。けれど、全ての事象、出来事、コミュニケーションにリアリティを持っているとしたら、僕らにはもう大切な他者を必要としなくなる。ぼくらは、リアルな感覚をもつことができないから、コミュニケーションシステムを創発して、他者の意味を探ろうとするのだから。そして一度、創発したコミュニケーションシステムは、自己言及的に、コミュニケションがコミュニケションを再生産していく。コミュニケーションは決して消えることはないんだ。

 僕達には、思索の苦しみなんて全くいらい。ただ片言でもいい、コミュニケーションシステムを創発すればいいだけ。リアルが必要ないなら、そう区別しコミュニケーションすればいい、やはリアルが必要なんだと気持ちが変わったならば、改めて区別しなおせばいいだけ。コミュニケーションシステムは消えることがないから、僕らはいくらでも区別しなおすことが可能なんだ。

 社会にいごこちの悪さを感じている人がいたなら、云うことは一つ「コミュニケーションシステムを創発せよ!」そうすることで、僕らは如何様にも社会を構成可能なんだ。それって、至って「てーげー」なことなんだ。

参照コメント:http://jibun.seesaa.net/article/8492870.html#comment

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