疲れた・・

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 ルーマン著『マスメディアのリアリティ』『情熱としての愛』がジュンク堂書店から届きました。実は私、ルーマンの理論に少なからず辟易しているのです。ブログでも理論的なものばかりを書きたくないのです。

あまりにも、ルーマン知らずの「自分」の下に、ルーマン知らずからの、ルーマン批判がやってきて、もうお腹が一杯状態でして、はい。それでも著書が出版されると何となく買ってしまい、ページをパラパラめくってみるのですが、ため息ついて読む気がしない。社会学も理論も思想も全部に疲れちった。それはそうと、『マスメディアのリアリティ』はこのブログでも何度か触れている、「リアル」なものは、いかに構成されるのか、リアルさのリアル性に苦しまれている方にはお勧めかもね。

 ああ、気がついてみるとルーマンの宣伝になっていた。愚痴ってやろうとおもうとったのに。私はルーマンの学問に対する姿勢や独自の書く作法に興味があり、理論はなんか、疲れちゃった。ああ、これは先ほど申したか。普遍理論を志向するがために、ルーマンは一貫した形式で諸機能システムを記述するのですが、なんだか最近、それが冗長に感ぜられて、やはり私は文学的な志向が強いのか、そんなものを学システムに見い出そうとするのは間違いなのですけれど、時にルーマンは甘美なる論理やレトリックを披露してくれ、私は、その点に魅せられ、ルーマンを読んでいたわけで、くり返しになりますが、ブログでルーマンってたら、もうなんか、いいや、どうでも、という気持ちに行き着いた次第であります。

 いざ、書をすて街へ!そんな気持ち。でも寒いから、やっぱ止めた。

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