ルーマン全く知らん人のためのルーマン入門書

 ちょー遅れた情報。ごめんね、2年もの間、社会から隔絶していたから。あの、ルーマンって難解でしょ。それだけに読んでいて「判った!」という瞬間があり、それってすごい快感なんだけれど、学問ってカタルシスないでしょ。音楽やっててライブで聴衆の前で自分をさらけだす時に感じるカタルシスが。それでも学問やる一つの理由は、その「判った」と思える瞬間の感動ではないかな。って、ほんとルーマンを読んでいる人なら皆知ってる情報。『ルーマン/社会の理論の革命』長岡克行、勁草書房。これは分厚くて難解に思えるかもしんないけどさ、体系的に書かれたルーマンの入門書として読めると想うから、値を見てびっくらこいて買わなかった方々は買いだと想うよ。それから、ナセヒとクニールの『ルーマン 社会システム理論』新泉社も馬場さんも薦めがらも批判的なこと書いているけど、やっぱ判らないものは判らないのであり、それならどんな書にでもすがりついていいと、おいらは想うからね、気になっている人は読んでみて。この二つを読んで馬場さんの『ルーマンの社会理論』勁草書房を読めば、けっこう感動するかもよ。なんかルーマンやっている方々にとっては常識みたいなこと書いて、Hatena的ではない情報ごめんね。でも表で社会はコミュニケーションからなるということすら知らない方がいたので、それと長岡さんへのいいもの書いてくれた謝辞と尊敬の念をこめて書いてます。それから佐藤さんの『意味とシステム』勁草書房は嫌いです。おいら、いつもいっているように後から「いや、僕がいいたかったのはこういうことなんだ」的にテクストを補完する人は嫌いだから、そんなこと書いても、あなたほんとルーマンやっているのと想ってしまう。だって、いくら後からテクストを補完したとしても差異を生じさせていることには変わりないでしょ。書いたテクストで「みなさん、どうですかー?」って勝負しなければね。おわり。

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